歴史的なサッカーシーンを次々に作り出す偉大なプレイヤーと言えば、アルゼンチン代表のFW「リオネル・メッシ」ですよね。2シーズンを契約中のパリ・サンジェルマンで過ごし、次の移籍先が騒がれていましたが、最終的に決めたのがアメリカのMLS（メジャーリーグサッカー）でした。
ヨーロッパに戻らずアメリカを選んだ理由
「なぜ、ヨーロッパに戻らないの？」そんな声が世界中から聞こえる中、予想外のアメリカ行きを心に決めたメッシ。米国MLSでも最下位に停滞していた「インテル・マイアミ」に移籍先を決め、すでにフロリダ州の海外沿いに15億円を購入したと報じられています。
家族思いのメッシならでは選択
MLBの名門ならともかく、なぜ弱小チームを選んだのか？この決定に国内外のファンの関心が高まっています。そもそも、メッシは根っからの家族主義。多くの時間を大切な家族と過ごしたいと考えていました。良きも悪しきも数々のドラマを生んだヨーロッパを離れて、新天地としてアメリカを選んだ理由として、メッシはマイアミにコンドミニアムを所有しており、土地的にも馴染みがあったことが挙げられます。
さらに、ファンの関心を高めたのは、メッシがサウジアラビアの名門クラブ・アルヒラルからの2年契約を断ったことです。何と、総額1780億円を超える特大オファーだったにも関わらず、それを破談させてしまったことが、国内外からどよめきをより一層高めているようです。実際、メッシは「サウジアラビアはサッカーをする場所として魅力がなかった」と語っており、移籍金の額よりも、より競争力のある新天地で最高のパフォーマンスを見せたいと考えていたと伝えられています。そうとは言いながら、インテルでの年棒は56億円と公表されており、MLSでは群を抜く破格契約を手にしています。
メッシ、ベッカム！大物プレイヤーがMLBを新天地として選択
アメリカMLSに至っては、過去にベッカムがロサンゼルス・ギャラクシーへ、その他、カカやティエリ・アンリ、ロビー・キーンなどが移籍しています。まさに今、MLSが熱いのです！
とにかく、ここ10年の間で、アメリカのMLSには世界で活躍している超トップスターたちが集まっていることに驚きます。サッカーと言えばヨーロッパ。そして、アメリカと言えばバスケットボールか野球というイメージがありましたが、そんな常識を覆すかのように、名プレイヤー達がアメリカMLSのサッカーシーンを大いに盛り上げているのです。
新しい時代の幕開けに国内外がワクワクしている！
なぜ、国内外のサッカーファンがメッシのMLS到着に多大な関心を寄せているのか？それは、メッシという個人プレイヤーがこれから切り開く、新しいMLSブームの幕開けにワクワクしているからだとも言えます。すでに、MLSは世界サッカーのヒーロー的存在であるベッカムを獲得し、プロサッカーのレベルを上げることに成功しています。その勢いに乗り、自由でワイルド、そして実力のあるサッカー選手がアメリカという舞台で大いにプレーできる環境を、メッシが底上げしているくれると皆が期待しているのです！
アメリカ国内でも確実にサッカーフィーバーの火種が付き始めています。そして「ヨーロッパ＝サッカー」という時代の終焉を感じさせるがごとく、MLSが超絶に盛り上がっています。
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