日本では「リーガ・エスパニョーラ」という愛称でも知られている、スペインの大人気サッカーリーグ「ラ・リーガ(La Liga)。レアルマドリードやバルセロナといった超一流クラブが豪華に揃うリーグが揃いますが、今年は一体、どのような試合展開が見られるのでしょうか?ここでは勝者予想を含め、2023/24のラ・リーガについて知っておきたい全てのことをご紹介します!
ラ・リーガトーナメントの歴史
ラ・リーガ創設は1889年
ラ・リーガが創設されたのは1889年。イギリスから伝わったサッカーをベースにスペイン国内で初めてのサッカークラブ「レクレアティーボ・ウェルバ」が誕生したのが始まりです。これに続き、今では欧州トップクラブと言われるバルセロナやマドリードなどの名門が誕生しまし、1929年に現在のラリーガ1部リーグ「プリメーラ・ディビシオン」が創設されました。当時は10クラブしかありませんでしたが、実は、この時からあるのが名門バルセロナやレアル・マドリード、そしてレアル・ソシエダなどだったのです。
ラ・リーガは1部を頂点に、2部、3部、下部リーグの構成で成り立っています。大会フォーマットは1部の場合、20チームでホームとアウェイゲームの総当たり2回戦となり、最多勝利点を獲得したクラブが優勝となります。
ラ・リーガも日本のJリーグと同じように昇格・降格があり、1部と2部で3チームの入れ替えがありますが、そんな過酷なリーグの仕組みがあるからこそ、チームも全身全霊で戦えるわけですね。ラリーガの日本人選手としては、レアル・ソシエダの久保選手が有名です。
ラ・リーガの歴代優勝チーム
それでは、ラ・リーガの歴代優勝チームを見てみましょう。
年度 | クラブ名 |
2013‐14 | アトレティコ・デ・マドリード |
2014‐15 | バルセロナ |
2015‐16 | バルセロナ |
2016‐17 | レアル・マドリード |
2017‐18 | バルセロナ |
2018‐19 | バルセロナ |
2019‐20 | レアル・マドリード |
2020‐21 | アトレティコ・デ・マドリード |
2021‐22 | レアル・マドリード |
2022‐23 | バルセロナ |
過去、10年の優勝クラブを見ても、バルセロナ、レアル・マドリード、そしてアトレティコ・デ・マドリードのトップ3が並びますね。
2022年のラ・リーガはバルセロナが圧勝
ラ・リーガトーナメント92回目となった2022/23は、名門バルセロナが27回目の優勝を収めました。2位のレアル・マドリードとは10点差まで広げましたが、3位のアトレティコ・デ・マドリードは2位のレアルと1点差まで攻めよられ、ファンをやきもきとさせました。その後を追うように、レアル・ソシエダが4位、ビジャレアルが5位と検討ししました。
この年は2部のアルメリア、バリャドリード、ジローナがプリメーラ・ディビシオン(1部)に昇格し、1部で実力を発揮できなかったグラナダ、レバンテ、アラベスが2部に降格となり、サッカーファンを驚かせました。
2023/24ラ・リーガの注目3チーム
レアル・マドリード
今期のレアル・マドリードにはサッカー界の頂点を極めた新プレイヤーたちが多く加入しています。まず、MFジュード・ベリンガム。前期はブンデスリーガで年間最優秀選手を獲得し、W杯カタール大会でも大活躍しました。次にホセル。リーガでスペイン人の得点王であり、欧州3大リーグでそれぞれゴールを決めた勢いのある選手です。また、ブラヒムも3シーズンをミランで過ごし、古巣のレアル・マドリードに返り咲いています。実力派選手の活躍が期待されるレアル・マドリードは、今季の優勝候補トップとなっています。

バルセロナ
シャビ監督率いるバルセロナ。今季はラ・リーガ2位と惜しくも優勝は逃しましたが、名門チームから数人が移籍したことによって、優勝も想定内に入ってきています。バイエルンからヴァンドフスキ、セビージャからクンデ、アーセナルからベジェリンなどが加わり、ビッグ選手が勢ぞろいしています。もちろん、今季は王者奪還を狙います。
アトレティコ・デ・マドリード
平均年齢28.6歳で経験値の高い選手が多くいるアトレティコ・デ・マドリード。DF陣ではフェリベが抜けてトッテナムからマット・ドハーティが入り、FWではマテウスやジョアンが抜け、バルセロナからメンフィスが加わりました。ディフェンスとストライカーの強化に務め、1位を目指します。
今季の優勝予想
最後に、優勝予想ですが、やはり移籍で加入したスター選手の多いレアル・マドリードが最有力候補となっています。賭けっ子リンリンでは直近のパフォーマンスを追い続け、情報をアップデートしていきます。一体、2023/24のラ・リーガがどのような展開になるか?一緒に見守っていきましょう!